2010年09月07日

里帰り後記 1

オーティスあゆみアメリカ通信

実は6月の11日から7月7日まで2年ぶりの里帰りをしていました。去年はハワイだったので今年は日本です。

原油価格の高騰による得体の知れない莫大な燃料費こそなくなったものの、やはり飛行機代は安いものではありません。幸い一人分のチケットはマイレージでカバーされたのでラッキーでした。でもこのマイレージ、座席数が決まっているので、あっという間に取れなくなります。今年は祖母の5年目の法事が7月にあったので、何とかそれにあわせて帰りたかったのですが、マイレージ席の空席がなく、また一人分13万円を払う余裕もなく、泣く泣く6月に里帰りを決めました。6月なら北海道は寒いし、子どもたちはまだ夏休みにもなっていないし、なんだかちょっとがっかりだな…なんて思っていたんですけどね。

来てしまえば、なんやかんやと予定が入り、子どもたちをはじめて2泊3日でルスツにも連れて行きました。夏休みじやなかったから混雑もなく、乗り物大好きな海は、一人専用状態で絶叫マシーンに乗っていました。昔の同僚と合流しての旅だったのでとても楽しかったです。

さて、日本に帰ったころから5月に101歳の誕生日を無事に迎えた祖父の調子が悪くなり、脳梗塞の後遺症から来る嚥下障害も重なって、食事が取れなくなっていました。7月3日の土曜日に多くの家族が集まって、皆で夕食をとりましたが、そのとき祖父は車椅子に乗ってみんなの顔を見たいと意思表示をし、何も食べれはしなかったものの、やや苦しそうにすわっていました。

そして翌日、祖父は帰らぬ人となりました。101歳。大往生です。5年前、祖母がなくなったときも、たまたま私が里帰りをしたときでした。そして今回祖父もまた私たちが帰るのを待っていたかのように、私たちが里帰り中の出来事でした。私は祖父の死を、海と陸が一緒のときにみることが出来て、良かったと思っています。人の死の悲しみをともに見つめることが出来てよかったと思っています。

(北海道民医連新聞 2010年7月22日)
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