2010年09月07日

Field-note 北の自然 ドクダミ

field-note259ドクダミ

庭のグランドカバーとして植えられるドクダミ。日陰や半日陰が好きで、薄暗い中に咲く白い花は清楚で可愛らしい印象です。でも愛らしいからとそのままにしておくと、どんどん増えて茂りすぎになってしまいます。これは地下茎を伸ばして増えるタイプの植物だからで、ほどほどの茂り具合にしておきたいのであれば間引きする必要があります。

そういう我が家もかなりの勢いで茂っているためたまに抜くのですが、臭いんですよね、この植物。傷つけると何とも言えない強い臭気が立ち込めるんです。この臭いの正体は、デカノイルアセトアルデヒドいう揮発性物質です。二日酔いの臭いの原因となるはアセトアルデヒドですが、それに近い構造を持っているというと何となく分っていただけるでしょうか。

この嫌な臭いに大切な役割があるということが研究で分かってきました。細菌やカビの増殖を抑える働きがあるらしいのです。ということは、手折ったドクタミを冷蔵庫の中に入れておけば、天然の消臭剤になるというわけです。ただし、代わりにドクダミ臭は我慢しなければなりませんけどね。

(北海道民医連新聞2010年7月22日)
posted by kin-ikyo at 06:41| Comment(0) | TrackBack(0) | Field-note 北の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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