2010年05月20日

Field-note 北の自然 バイケイソウ

field-note 254 バイケイソウ

遅かった春がようやく訪れ、林床にはカタクリ、エゾエンゴサク、アズマイチゲなどの花々が咲き乱れています。そんな中、幾何学的な葉の形で存在感を誇っているのが写真のバイケイソウです。

湿り気のある土地に群生するこのユリ科の植物は、早春は写真のような形をしていますが、初夏に向けてぐんぐん背を伸ばし、大きなものでは高さ1.5メートルにもなります。とても大柄な植物ですが、ここまで大きくなるのには、順調に育ったとしても少なくとも90年はかかるそうです。葉が一枚の期間だけでも約40年にもなるというのですから気の遠くなりそうな話です。

バイケイソウは見た目とは裏腹に、花、葉、茎、根など全草にアルカロイド系の強い毒を持っています。特に根の毒は強く、殺虫剤として農薬に使われていたほどです。

芽出しの頃は山菜として食べられるギボウシに似ているので注意が必要です。

(北海道民医連新聞 2010年5月13日号より)
posted by kin-ikyo at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | Field-note 北の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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