2010年05月04日

新刊紹介 オバマの戦争 西谷文和著

obama_war.gif戦争に大義などない

イラク戦争に反対して当選したオバマ米大統領。国連を無視した単独行動主義を改め、「核兵器のない世界」 を口にするなど前向きの変化を示す一方で、軍事覇権主義への固執は根深いものがあります。

国内外の反対の声を抑えてアフガン増派を決め、駐留米軍は年内に約10万人にも膨れあがろうとしています。アフガン戦争はまさに「オバマの戦争」 です。

著者は、イラクやアフガニスタンを取材し、現地の子どもたちを救う活動にとりくんできたフリージャーナリスト。アフガン南部のカンダハールに取材し、多くの市民が米軍の 「誤爆」で殺され、傷ついている惨状や、腐敗した政権が国民の苦しみを放置している現状を伝え、「だまされてはいけない。私たちはもっと『オバマの戦争』に敏感になるべきだ」と警鐘を鳴らしています。

「国際テロ組織」アルカイダが米国に”育成”されてきた経過も簡潔に説明し、「オバマの戦争」 は 「偽善的な自作自演の戦争」だと痛烈に批判、日本はこの戦争に手を貸してはいけないと訴えています。カンダハー ル市内の病院で国際赤十字から派遣された3人の日本人看護師が働いていることも紹介しています。(む)(せせらぎ出版・定価600円)

(北海道民医連新聞 2010年4月22日号より)
posted by kin-ikyo at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 新刊・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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