2010年05月04日

マリファナ

オーティスあゆみアメリカ通信

マリファナ(乾燥大麻)というと若者が手を出すドラッグのイメージがありますが、アメリカでは大人も使用しています。最近ではべービープーマ一世代や、1960年代から70年代生まれの世代(私の世代ですが)に多く使用されています。50歳以上の年代でマリファナを愛用(?) している人は2002年から2008年の6年間で3%近くも上昇しているそうです。

アメリカではマリファナは医療用に限り、多くの州で合法化されています。「痛み止めより効果的に痛みを除去できる」「どんな睡眠導入剤も効果が無かったのに、マリファナを吸引するとリラックスして夜眠れるようになる」などの理由から、一応、医療目的で認められているのです。末期がんの患者、慢性的疼痛を伴う疾患には、マリファナが処方されます。この医療用マリファナについても、患者による販売(転売)や配布は、どの州でも違法行為です。しかし医療目的以外でも、少量の所持ならいくつかの州では「微罪」扱いです。私の頭の中では、どんな理由をあげられてもマリファナは所詮、違法なドラッグとしか思えないんですが…。

たとえば家族の集まるパーティーに行くと、飲んで盛り上がってどこからとも無くマリファナが…ということがよくあります。タバコと違う独特な甘い匂いがするので、誰かが吸っているとすぐわかるんですよね。そういう集まりのところに、やはり子どもをつれていきたくないので、必然的に 「あ、そういう人たちなんだ」と、一線を引いてしまったりします。でも、アメリカ人に言わせると、「肺がんになるのに平気でタバコを吸うほうが信じられない」とか、「タバコは吸うとやめられなくなるけれどマリファナは中毒性がない」とか、「マリファナを吸うと食べ物もおいしく食べられ、音楽も楽しく聞け、セックスも楽しめる」とか…。吸ったことが無いからわからないのでしょうか?

医療目的で末期がんや疼痛対策といわれると、全面的に否定できない部分もたしかにあるのはわかるのですが、合法と違法の境目が微妙なところが、みなさん勝手な理由でマリファナを吸うことにつながっていると思うんですけどね。

※オーティスさん  米カリフォルニア州サンタローザ市在住。かつて北海道勤医協で看護師として勤務。

(北海道民医連新聞2010年4月22日号より)
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