2010年03月07日

新刊紹介 民主党の医療政策は私たちのいのちを守れるか? 日野秀逸著

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私たちの対応の方向示す

副題は「事業仕分けに見る民主党の医療政策!」 です。昨年の総選挙で、民主党が国民要求実現を公約に掲げ、大勝しました。しかし、鳴り物入りで行われた「事業仕分け」では「軍事費+アメリカへの思いやり+大企業優先」 の3点セットは対象から外され、後期高齢者医療制度の即時廃止など、公約の多くが先送りされています。

著者は、民主党が「構造改革推進」 の胎盤から誕生し、政権奪取のために小沢一郎氏によって 「福祉バラマキ政策」 へ転換した同党の足取りを検証するとともに、構造改革推進派と保守派、国民生活密着議員派の3つの勢力で構成され、支持層も平和主義・構造改革反対・福祉政策支持層と、日米安保維持・構造改革推進・小さな政府支持層が混在している民主党の体質と矛盾を指摘しています。その上で、批判もすれば後押しも、共同もする 「いのちと健康を守る大運動」 の戦略を説きます。

また、「自己責任」の否定からできた社会保障や経済学の原点に触れ、みんな幸福に生きる権利(憲法13条)があり、その必要条件が平和(同9条)と健康(同25条)だ〔9+25⊂13〕として 「経済合理人モデル」 ではなく 「憲法人モデル」を求めていくことを呼びかけています。 (天)(自治体研究社・1600円+税)

(北海道民医連新聞 2010年1月28日号より)
ラベル:民主党 医療政策
posted by kin-ikyo at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 新刊・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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