2009年12月20日

新刊紹介 冬の兵士 イラク・アフガン帰還兵が語る戦場の真実 反戦イラク帰還兵の会

冬の兵士日本人は直視する責任

2004年に発足した反戦イラク帰還兵の会が、昨年3月に 「冬の兵士」と題する公聴会を行いました。本書は、その公聴会で証言台に立った50人以上の帰還兵とその家族、そしてイラクの民間人の証言をまとめたものです。

公聴会は米国内のすべての大手メディアに取材を拒否されました。しかし、帰還兵の会を支援する多くの人たちの手によって陽の目を見ることができました。

「我が隊の車列は斬首されて道路脇に放置された死体に何度か行きあたりました。このような死体に出くわしたときの標準的手順は死体を車で轢いて進むことでしたが、ときにはわざわざ車を止めて死体と一緒に写真をとりました」

証言は耳をふさぎ、目を覆いたくなるものばかりです。しかし米軍の配下として自衛隊を派兵した日本人は、「この人たちの物語から目をそむけてはならない。それはあなたの物語でもあるのだから」(「はじめに」)。その指摘を胸に刻んで一読することを勧めます。

公聴会はドキュメンタリー映画にもなっています(監督・田保寿一)。DVD(3000円)はhttp://wintersoldier.web.fc2.comから申し込めます。(晃)(岩波書店・1900円+税)

(北海道民医連新聞 2009年11月12日号より)
タグ:イラク戦争
posted by kin-ikyo at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 新刊・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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