2009年12月20日

field-note 北の自然 オカダンゴムシ

Field-note北の自然243

明治時代に、ユーラシア大陸から渡来物に紛れてやってきたオカダンゴムシ。今では日本全国に広く生息しています。手のひらに乗せると、まん丸のチョコボールのようになって可愛いですよね。彼らはエビやカニと同じ甲殻類の仲間で、堅い甲羅に覆われているところがよく似ています。

丸まる習性には、二つのわけがあります。ひとつはアルマジロのようにお腹の部分を隠して敵から身を守るため。もうひとつは、乾燥を防ぐためです。というのも彼らは乾燥に弱く、夏の暑さが大の苦手。暑くなると 「こりゃたまらん!」とばかりに、石や落ち葉の下に潜って丸くなってしのぎます。おそらく彼らの祖先はもともと海の中に暮らしていて、段々と陸上生活ができるように進化してきたのでしょう。乾燥に弱いのは、海で生活していた名残なのかもしれません。

冬は、地上から数センチの土の中に潜って冬眠します。今頃はもう眠りについているかもしれませんね。来年の春までゆっくりお休みなさい。

(北海道民医連新聞 2009年11月12日号より)
posted by kin-ikyo at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Field-note 北の自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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