2009年10月11日

新刊紹介 消費税は0%にできる 菊池英博著

消費税は0%にできる
社会保障充実の経済学

民主党は「(年金改革のため)消費税を増税する」 といいます。財界は選挙後も「財政危機だ。消費税を増税して法人税を下げよ」と騒いでいます。国民の一部にも「消費税増税は仕方ない」 という声もあります。

著者は、日本の財政は一般会計と特別会計を合わせると黒字で、海外で日本が「財政危機だ」と思っている人はどこにもいないと指摘します。日本は海外に300兆円もお金を貸している世界一のお金持ち国家であり、マスコミや御用学者の 「偽装財政危機」に騙されるなと強調します。

日本の税収に占める消費税の割合は、税率25%のスウェーデンに相当します。著者は日本や海外の税制の歴史にも触れ、法人税を引き下げ、庶民増税をした国では財政が破たんしてきた事実を示します。

歴代自民党政権が米国や財界の意のままに追求してきた「小さな政府」「均衡財政」「消費税」は「財政の罠に陥る三つのドグマ」だと断じる著者は、「消費税は0%にすることもできる」 と主張します。そのキーワードが医療をはじめとした社会的共通資本の充実です。今後のたたかいを進める上で、格好の参考文献です。(天)(ダイヤモンド社 定価1500円+税)

北海道民医連新聞2009年10月8日号より
タグ:消費税
posted by kin-ikyo at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 新刊・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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